「残念ですが、貴女の霊力はまもなく底をつくでしょう」
「……はあ」
政府が実施する定期健診で告げられたのは、審神者にとって衝撃的な一言だった。数秒間、思考が停止した。医師の言葉のあと、審神者が絞り出したのは嘆息ともとれる返事だった。
審神者の霊力枯渇問題はたまに耳にしたことがあったが、遠い噂話と思っていただけに医師からの予期せぬ言葉に無意識にへらりと口元が緩んでしまった。
「……あの、冗談でしょう?」
「残念ながら事実です」
末端ではあったが、平穏に堅実に任務をこなしていたはずだった。むやみやたらに鍛刀していたわけでも無理な出陣もしていない。それがどうして霊力枯渇になるのだと、審神者は俄かに信じられなかった。
「霊力は少ない方ではなかったと認識していたのですが、どうしてそんなことに……?」
「まあ、体質の変化でしょうな」
医師はカルテに書き込みをしながら淡々と言ってのけた。
そんな簡単なことのように言うなと審神者は声を荒げたくなったが、ぐっと耐えて膝の上の握り拳を強くした。
「あの、ということは、私はもう審神者業はできないと……?」
「そういうわけでもないんですがね」
含みを持った言い方で、目の前の医師は眼鏡の奥の目を細めた。
「というと……?」
たっぷりの間を持って、医師は口を開く。
「彼らに、刀剣男士たちに霊力を分けてもらうんですよ」
「……はい?」
届いていたはずの言葉を思わず聞き返してしまった審神者に医師は眉を顰めた。
「霊力を失った審神者様が自身で霊力を回復させるというのは至難なことです。まあ、これは体質の問題ですから仕方がないことではあるんですが。他から分け与えてもらえば、足りない分の霊力を供給できるという話ですよ」
なんてことのないように言い切った医師に、審神者は目を丸めた。
簡単に言うが、刀剣男士に霊力を《分けてもらう》ということがどういうことなのか、目の前の医師が知らないわけではないだろう。
霊力を持って生まれ、審神者と呼ばれる神職に就いて数年。こんなに早く終わりがくるなどと思ってもみなかった。霊力が尽きれば本丸を、審神者を退くより他ない。原動力となる審神者の霊力がなければ戦闘任務など持ってのほか。刀剣男士たちも顕現できなければ、ヒトの姿を維持することすら難しいだろう。審神者業を退き、刀剣男士たちは刀解か他の本丸に譲渡という形になる。
だがそれも、医師によればまだ再建可能だという。一縷の望みに賭けてみたい気持ちはあるが、それは彼らにとってとんでもなく不躾な願いでもあった。
「で、どうしますか?」
「け、検討します……」
審神者の背にたらりと汗が流れた。
冬の景観した本丸には、しんしんと雪が降り積もっていた。
現世では、雪のほとんどない地域に住んでいた審神者が雪が見たいと言ったために、本丸の冬には雪が降り積もるようになった。
「主〜! おかえり。健診どうだった?」
雪明りの中、ゲートをくぐり本丸へと足を踏み入れれば、加州清光が飛びつくように駆けてくる。
「なんともなかったよ」
審神者は極めて笑顔を努めてそう言った。
「よかった〜」と安堵に目元を緩めた加州に、良心が痛む。
健診からそのまま諸々の報告や書類提出までを終えて本丸に戻ると、もうすっかり日は暮れていた。きっと遅くなるだろうからと、留守を頼んだ刀剣たちには自分を待たずに食事を済ますよう伝えていた。そのため、彼らは本を読んだり茶を飲んだり、酒を嗜んだり各々好きに過ごしていたようだった。
「あるじさま! きょうはおおきなゆきだるまをつくったんですよ!」
今剣が指した先に、庭石に並んだ彼の背丈ほどの雪だるまが見えた。審神者の留守の間、短刀たちで庭を駆けずり回ったのだろう。薄らと雪の積もった幾多の小さな足跡が残されていた。
無邪気な彼らに、吐き出したいため息を呑み込んで、取り繕った笑顔を向ける。
彼らを置いてこの場を退くなんてできるのだろうか、と審神者は自問する。この温かくて心地よい場所を手放すことができるのだろうかと――。
「お疲れ様、主。食事温めてるよ。部屋で食べるかい?」
そこへ声をかけたのは、本丸の料理番――燭台切だった。医師のあの宣告から消え失せたと思われた食欲だったが、彼の作った食事を思えば途端に腹を空かせていく。
「うん。部屋で食べるよ」
「わかった。じゃあ、できたら運ばせるよ」
「ありがとう。いつも悪いね」
「お安い御用だよ」
燭台切が「今日は主の好物にしたよ」などというものだから、それに反応して審神者の腹の虫が一際大きく鳴いた。
執務室の戸を閉じると、審神者の身体中に溜まっていた悪いものを吐き出さんとばかりに盛大なため息が溢れた。
「――あるじさま!」
くるりと尾で円を描き、どこからともなく現れたのは白い狐だった。
「あるじさまの霊力が減っておられましたこと、このこんのすけめが気が付かないとは……!」
滑らかな白の毛を震わせて、こんのすけは嘆いた。
「なんで知ってるの?」
「こんのすけはあるじさまの連絡係でございますよ。当然、本日の診断結果も耳に入れております」
それはつまり、政府側にも審神者の霊力が僅かであることは把握されているということを示していた。
「こんのすけ、一生の不覚! 二度とこのようなことは起こりませぬように注意して参らねば……!」
こんのすけのいつもはぴんと立てた耳が悲しそうに垂れた。しかし、すぐに意気消沈とした様子から一変。こんのすけは意を決したように顔を上げた。
「さあさあ! それでは、あるじさま! お好きな刀剣男士をお選びください!」
「は?」
ケンケンと高らかに鳴き声を上げたこんのすけに、審神者は怪訝な顏を露わにした。
「名案ではないですか。霊力補給を行えば、このまま審神者でいられるのですよ?」
審神者不足と言われるこの時勢に、政府やこんのすけが審神者の退任を引き留めないわけがなかった。
「おまえも、お医者様と同じことを言うのね……」
「あるじさまが審神者を続けられる唯一の術とあらば、こんのすけ、全身全霊であるじさまに協力いたします! わたくしも、この本丸で勤めて参りました身。あるじさまにはこんなところで終わってほしくはないのです」
「こんのすけ……」
うるうるとした丸い瞳に見上げられて、審神者は胸が詰まりそうにだった。
しかし、こんのすけの言うその術というのが問題なのである。
霊力を失った審神者については、風の噂で聞いたことがある。神気――つまりは霊力を分け与えるというのは、その相手と接触する必要がある。より多くの霊力が必要であれば、より濃厚な接触が必要とされた。
想像してみて、審神者はみるみる頬を染める。
「簡単ですよ! ガッっとぶちゅっと、ほら、やってしまわれたら良いんです! あるじさまのご希望があればわたくしめが頼んで参りますよ! 誰にしましょうか? 三日月宗近ですか? 鶴丸国永ですか?! ほら! お好きな刀剣男士の名をおっしゃってみてくださいな!」
「ちょ、ちょっと待ってってば!」
ほらほら、と食い気味に尾を振る白い狐はどこか楽しげにも思えて、審神者は恨めし気にこんのすけを見やる。
「……そう簡単に言わないでよ」
審神者は頭を抱えた。
現世で言うならば、これはセクハラパワハラのそれではないか。上司の霊力回復のために濃厚な接触をしなさいだなんて、完全な事案である。ただでさえ、主命には従うべしと宣う者がほとんどなのだ。彼らに命ぜられるわけがない。
「私は、自分の、審神者としての職務を全うするためにここへ参ったのですよ。そんな、我が身可愛さのために、そんなことを彼らに強いるわけには……」
「……ですが、あるじさまが居なくなってしわまれたらこの本丸もそれまでですぞ……」
くるりとした丸い目を潤ませて、こんのすけは再び耳を下げた。一人と一匹のため息が合わさって、室内は陰を纏った気で満たされる。
「あるじさまがいなくなったら、こんのすけは……!」
こんのすけが重い声を吐き出すとほぼ同時、突然スパーン! と扉が開かれた。
「――おい」
膳を持ちこちらを見下げるのは、大倶利伽羅だった。
「一体、何の話をしているんだ」
あ、と思った時には、こんのすけは現れたときと同じようにくるりと円を描き、姿を消した。
こんのすけめ、と審神者は何もいなくなった宙へ恨めしげな視線を向けた。その視線を彷徨わせた後、じっとこちらを見下げる大倶利伽羅の眼光に耐えかねてへらりと力なく笑った。
「何の、話をしていたんだ」
大倶利伽羅が繰り返す。やや乱暴に置かれた膳の汁物から香りの良い湯気が立つ。
「あの、ええっとですね……」
何とか誤魔化せないかと言い訳を考えるも、突然のことに混乱した審神者の頭ではとてもじゃないが思考が追いつかなかった。
「……何を隠している」
大倶利伽羅の黄金色の目に見据えられてしまえば、そう長い時間をかけず審神者は白旗を振った。
――白状しよう。
私は大倶利伽羅という刀に惚れていた。
きっかけは、演練で見かけた一振りだった。褐色の肌に、金色の瞳。演練で戦う姿も、それはそれは格好良くて、その時の胸の躍り様はいつだかの初恋を思い起こさせた。その帰り、ふわふわと宙にも浮いたような足取りだったのを覚えている。
思春期が始まったくらいの頃から審神者としてこの世界に来た。
大倶利伽羅は私の初恋だった。
「うちにも早く来ないかな」
鍛刀が楽しみで仕方がなかった。私があまりに彼のことばかりを話すから、近侍の清光は面白くないとよく唇を尖らせていた。
そうして、何度か鍛刀するうちに念願の大倶利伽羅がやってきた。緊張してあまり上手く話せない私を訝しげに見ることの多かった大倶利伽羅だが、少しずつ私は彼に、彼は本丸での生活に慣れていった。
馴れ合いを好まない大倶利伽羅は、口数が多い方ではなかったが、審神者が困った時には静かに手を差し伸べてくれる、心優しいところがあった。また、これは個体差というやつなのかもしれないが、ここの大倶利伽羅は意外にも世話焼きだった。ノルマの書類仕事が終わらずに夜更けも作業をしていれば仕方がないとばかりに付き合ってくれたり、寝起きの悪い私にもたもたするなと朝の準備に手を貸してくれたりする。もともと見目は好みな上、ぶっきらぼうで不器用な優しさを持つ私の大倶利伽羅に惹かれない理由などなかった。
そういうわけで、絶賛片思い中の大倶利伽羅の無言の圧を受けて、渋々と医者からの診断結果を話せば、彼は訝し気に眉を寄せた。
「……どうしてすぐに相談しなかった?」
「そう言われても、今日わかったことだし……それに……」
言い淀んで、霊力をもらえば回復の余地があるという医者からの救いの言葉は、もごもごと喉元で転がした。大倶利伽羅の怪訝な視線がチクチクと刺さる。
「それに、何だ」
「ええと……」
早くしろとばかりの切り先の鋭い剣の様な視線が痛い。先を急かすその視線に、私は覚悟を決める。
ええい、ままよ!
「れ、霊力を分けてもらえれば、まだ回復する可能性はあるのだと……そうお医者様が……」
いつも通りの声色で話したつもりだったが、それは声に出すほど尻すぼみになっていった。それでも、きっと耳の良い大倶利伽羅には聞こえただろう。
「…………」
「あの、でも、そういうことをお願いするつもりは、皆さんに無理強いをするつもりはなく……!」
黙る大倶利伽羅を前に、言い訳を連ねる私の舌はよく回った。
「なんだそんなことか」
「え? なんて?」
意外な大倶利伽羅の言葉に、私は思わず聞き返した。
「そんなことかと言ったんだ」
「は……? いえ、あの……。ちゃんと聞こえてた?」
「別に、大したことじゃない」
大倶利伽羅は何てことのないように答えた。それは、ちょっと万事屋におつかいにでも行ってくれまいかと頼んだ時のように軽い口調だった。それどころか、彼は心底不思議そうに「なぜ言わない」とまで言う。
「こ、こんなこと! 言えるわけがありますか……!」
私は思わず声を荒げた。
「こんなことみんなにお願いできるわけないじゃん……セクハラだよ……!」
「その『せくはら』が何か知らんが、そんなことであんたを責める奴はいないだろう」
慌てる私と正反対に、大倶利伽羅は極めて冷静に会話を続けた。
私は混乱した。どうやっても審神者と濃厚な接触しろなんていう話を受け入れてくれる刀剣などいるものかと思っていたのに。一番に馴れ合わないと宣う大倶利伽羅がそれを大したことがないと言う程だなんて、全く想像もしていなかった。
「あの……大倶利伽羅は、霊力の分け方を知っているの?」
「聞いたことはある」
本丸では、刀剣男士たちも比較的自由にしてもらっていた。彼らにはインターネットも使えるタブレットも渡しており、彼はそこで霊力枯渇についての文書を読んだことがあるという。
大倶利伽羅は無言で右手を差し出した。その手をじっと見つめていると、大倶利伽羅の手が此方に伸びた。
自分ではない体温が、肌を伝う。何か温かな、心地よい気が身体に流れ込んでくる。
「どうだ」
「う、うん。もらえている気はする、かな……」
真正面で向き合いながら手を繋ぐ、というこの状況が気恥ずかしくて、語尾がしおしおと萎んでいく。
しばらく手を握りあったまま、沈黙が続いた。何か話した方が良いのかと焦る気持ちもあったが、大倶利伽羅の柔い気が身体に溶けていく感覚が心地よくて、ぼんやりとただ繋がれた手を見つめていた。
日々の任務に追われて気づかないでいたが、医者の言う通り、私の霊力は少しずつ減っていたのは本当だったようだ。足りないところを埋めるように、ゆっくりと大倶利伽羅の気が満たしていく。
どのくらいそうしていたかわからない。私はハッとして、もう大丈夫と笑顔を向けた。こうして身を案じてくれるだけでも嬉しかった。もらった気のおかげもあって、体の奥が温かな心地で満たされる。
「……足りないか」
大倶利伽羅が呟く。
「えっ」
腰ごと後ろに下がり彼と距離を取ろうとしたが、握られていた手をぐっと引かれて、バランスを崩し思わず前につんのめりそうになった。
「な、なに」
「もっと効率のいい方法があるだろう」
は、と一瞬思考が停止する。効率のいい方法すなわち、より濃厚な接触である。
「ばっ……!」
咄嗟に手を振り解こうとしたが、握られた手は簡単には離れなかった。何を言い出すのだと目を丸めて大倶利伽羅を見やれば、彼は至極真面目な顔をしていた。
「い、いや、それはちょっと……」
「なぜいけない」
「わ、私とキスですよ! 口吸いですよ!? 接吻ですよ!?」
「別に構わない」
「でしょう!? ――え?」
「だから、構わないと言っている」
「あの、大倶利伽羅。何を言ってるのかわかってる……?」
私は酸素の足りない金魚のように口を開閉して、震える声で問うた。
「理解している。本丸を維持するのにも、俺たちを顕現させるのにも霊力は必要なんだろう。ここには何人の刀剣がいると思っている」
言い聞かせるような、それでいて落ち着いた声だった。
「あんたがいなくなったら、皆が困る」
私の霊力がなければ、本丸はおろか、彼らは人の形すら保てず話すことも歩くことも、戦うこともできなくなってしまうのだ。
これは大倶利伽羅の優しさだった。身を犠牲にして本丸を、仲間たちを守ろうとしてくれているのだと理解した。
そう言われてしまえば、こちらから彼を拒否することなどできなかった。ごくりと息を呑み込むと、乾いた喉が摩擦し引っかかって軽い痛みを感じた。
握られていた手から、指が絡め取られる。勢いよく全身に血を送り出す心臓がうるさくて、何かを言いたくとも言葉もままならなかった。
そんな私の様子に、肯定と受け取った大倶利伽羅が身を寄せる。
二人の距離が縮まった。
ゆっくりと、まるで壊物を扱うかのように触れられる。熱を持ったそれは、確実に大倶利伽羅のもので、手での触れ合いとは比べ物にならないほどの気で満たされた。
かっと上がる身体中の熱も、送られてくる気のせいだろうか。
それは一瞬だっただろうか。色んな意味で容量オーバーだと、我慢ならずに彼の肩を押す。それなのに、大倶利伽羅はびくともしない。
「んっ、!」
声を漏らした隙間から歯列を割って侵入する滑るもの。慣れない感覚に、上擦った甘い声が出た。耳の先まで熱が広がる。
ハッとして、大倶利伽羅の肩を叩くと渋々と距離が取られる。
その時小さく聞こえた舌打ちは、聞こえないふりをした。
大袈裟に肩で息をする私を、大倶利伽羅は変わらない表情で見つめていた。
「……で、どうなんだ。霊力とやらは」
「…………」
「足りないのか?」
「えっ! あ、足りてます! 十分足りてますから!」
もう十分、と慌てて大倶利伽羅から距離を取る。
取り繕うようにすっかり冷めてしまったお膳に向かう。何か言いたげな大倶利伽羅からの視線は相変わらず身体の側面に刺さっていたが、補充された私の霊力を感じ取ったのだろう彼はそのまま何も言わずに部屋を去っていった。
肩で大きく息をついて、呼吸を整える。心臓が騒がしい。
箸を持つ手が細かに震えた。
しっかり出汁のきいた汁物を喉に通すと、ほっと一息つく。だのに、落ち着いたところに追い討ちをかけるように先程の出来事が頭から離れない。口をついて飛び出しそうな心臓を押さえこむかのように、箸を動かしてご飯をかき込んだ。
供給のたびにこんなに心臓に悪い思いをしなければいけないのか、と先を思いやって重い息が溢れる。
刀剣等、延いては本丸のためを思って大倶利伽羅は善意で、私の霊力補給に付き合ってくれているのだ。それなのに、それを都合よく受け入れてしまっている自分がいることに気づいた。この秘めた気持ちはもうずっと伝えられないと思っていたから、こうして彼と特別な関係となったことに浮かれている私はなんと浅はかな主なんだろうか。
残さず食べ終えて、「御馳走様でした」と手を合わせる。
その頃には、騒がしかった胸は落ち着いていたはずだったのだが、よろよろと腰の抜けかけた状態でなんとか立ち上がり鏡を見ると、自分がとんでもない顏をしていることに気が付いた。
もしかすると、大倶利伽羅にも見られただろうか。両の手で頬を冷やすように抑え込んだ。
私は、隠し事が得意な方ではない。彼との接触から彼に気持ちが悟られてしまうのも、時間の問題ではないのか。この想いが、大倶利伽羅に知られれば、きっと彼は幻滅するに違いない。
絶対にこの気持ちは悟られてはいけないのだと、私は心に堅く誓った。
20210511